腐食性ガスに対する耐損傷性
スイスのAir Fröhlichは、焼却炉や発電所で使われる空気とガスの熱交換器を専門に製造する会社です。熱交換器を腐食から保護するために、Teflon™（テフロン™）のふっ素系フィルムを使用しています。
アンモニア、塩化水素、塩素、メチルアミンなどの一般的な腐食性ガスは、金属を損傷したり破壊したりすることがあります。また、皮膚、目、呼吸器など体の一部に接触するとダメージを与えます。腐食を防ぐコーティングが施されていない容器、機器、設備、建築部材は、深刻なダメージを受ける恐れがあります。
そうした問題を回避するために、同社ではカスタマイズできるTeflon™（テフロン™）フィルムを、ガスを運ぶ複雑なダクト部品に合わせて使用しています。Teflon™（テフロン™）FEPとTeflon™（テフロン™）PFAはどちらも、高温でのヒートシール、溶着、ラミネート、塗布が可能で、熱交換器のチューブを分離するためのパンチングシートとして使われています。
システム、人、環境を守る
Teflon™（テフロン™）のフィルムは、その特性から、腐食剤や化学薬品を扱う環境に最適です。
以下のような特性があります。
- 耐腐食性、耐摩耗性
- Teflon™（テフロン™）PFAフィルムは260℃まで、Teflon™（テフロン™）FEPフィルムは205℃までの耐熱性
- 耐久性、修理性
